2021年2月26日金曜日

3学期キャリア朝会

  地域や保護者の方にゲストティーチャーとして来ていただき,今のお仕事やこれまでの経験などについて,児童にお話していただく「キャリア朝会」。(コロナ対策として,今年度は5・6年生のみが参加しています。)

 1月は,チヨダパックの本田さんに来ていただきました。
 「住みたい町作りへの挑戦」というテーマで,人口の減少が進む北広島町の現状や地域を盛り上げるために行っている様々な取組について,グラフや写真を使って分かりやすく教えてくださいました。また,北広島町の若手経営者4人で立ち上げた「株式会社 キタヒロ」の取組として,開発中の町内特産品や企画している事業を紹介してくださいました。
 北広島町の魅力とともに,町作りに取り組む楽しさが伝わるお話でした。


 2月は,本校の卒業生で,千代田高等学校2年の石井さんに来ていただきました。
 高校卒業後の進路については,人を笑顔にすることのできる仕事を目指して,家族や先生と相談しながら考えていることをお話してくださいました。また,勉強と同じくらい一生懸命取り組んでいるクラブ活動でも,多くの学びがあることを教えてくださいました。
 さらに,中学校進学を控える後輩に向けて,小学校のうちから「決められたルールを守ること」「家庭学習の習慣をつけること」「読書の習慣をつけること」の大切さをアドバイスしてくださいました。「何でも,はじめからあきらめずにチャレンジしてほしい」というメッセージが心に残りました。


  児童は,お話を聞いて感じたこと,考えたことなどを文章にまとめ,自分の生活や将来に向けて学びました。貴重なお話をありがとうございました。来年度のキャリア朝会も楽しみにしています。

2021年2月23日火曜日

金管バンド・子供田楽発表会

 2月9日。いよいよ,4年生以上の保護者を迎えての本番です。

 一昨年度からの取組の「金管バンド未来会議」でご寄付をいただいた皆様にお礼のコンサートを開催する予定でしたが,実施できていなかったため,今回,感謝の気持ちを込めて発表させていただきました。

新型コロナ感染拡大防止集中対策により,日程を変更したにも関わらず,多くの方に参観していただきました。子供たちも張り切って発表できたことと思います。これまでの練習の成果をしっかりと出し切り,たくさんの拍手をもらうことができました。

これから子供たちは,次の世代へと引継ぎを行っていきます。壬生小学校の伝統が引き継がれ,これからもたくさんの人に感動を与えていってほしいと思います。



2021年2月19日金曜日

総合学習:「将来の夢」高校生の先輩のお話


 217日(水),「総合的な学習の時間」の学習活動の一環として,加計高校芸北分校3年植田ひよりさんから4,5,6年生を対象にお話を聞かせてもらいました。


植田さんは,ご自身の目標,将来の夢などについて,スリランカ留学された体験を中心に,多くの写真を交えて語ってくださいました。

1年間にわたっての「スリランカ」留学の体験談は,興味深く,驚きと発見にあふれる内容で,子どもたちは1時間の講演をくいいるように聞いていました。

 

植田さんは,次々と起こる試練を乗り越えて1年間の留学を最後までやりとげ,そして,目標にしていた英語の国際的な試験IELTS(アイエルツ)の「スコア6」を達成されました。


植田さんは,今回のお話を次の3つのメッセージでまとめてくれました。

○目標をもとう。

○やらない後悔(こうかい)よりも,チャレンジして後悔するほうがいい。

○自分で考えて決断しよう。

 

そして,最後に「すべての出会いに感謝しよう」という言葉は,子供達への温かいメッセージになりました。


 お話を聞いた後,子供達は学んだことを作文にまとめました。自分たちと年齢の近い植田さんの話は,今の自分に結び付けて考えられることが多く,勇気をもらった児童がたくさんいました。子供たちの目標の設定や自分自身の生き方のヒントになる素敵なお話を聞かせていただくことができました。

2021年2月5日金曜日

全校朝会「LGBT」

 今朝は,放送による全校朝会で,多様な性と生き方,家族のあり方があることについて学びました。

 校長先生が,人権擁護委員の越さんからいただいた絵本を紹介し,その一つ「くまのトーマスはおんなのこ」の読み聞かせをしました。また,巻末に掲載されていたコラム「『ボク』じゃなくて『ワタシ』って言いたい(認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ 中田せらさん)」も紹介しました。

 6年生教室では,「私たちが幸せに毎日生活するために大切なことは何か」を考えながら,放送を聴き,話し合っていました。そして,いい友達とは「何でも受け入れられる友達」「相手の生き方を尊重できる友達」「何でも相談できる友達」など,自分の考えを発表していました。

 各教室に掲示してある「みんなちがって みんないい」の意味について,全校で改めて考えることができました。多様な生き方や家族のあり方を認め合える人に成長してくれることを願っています。






2021年2月4日木曜日

「金管バンド・子供田楽発表会」校内発表会

 新型コロナウイルスの影響により,今年度は,広島県小学生バンドフェスティバルへの出場を断念せざるを得ませんでした。「一生懸命練習を重ねてきた子ども達に発表の場を!」という願いから,様々な感染症対策を取りながら「金管バンド・子供田楽発表会」を自校で開催することとなりました。

 本日2月4日は,1年生から3年生を招待し,校内発表会を行いました。開始前の静かな会場の雰囲気に,緊張感も漂いました。一曲目は,5・6年生の金管バンドによるAlexandrosの「ワタリドリ」。2曲目は,4年生の子供田楽が加わったコラボ曲「子供田楽の歌」。これまでの練習の成果をしっかりと出し切り,たくさんの拍手をもらうことができました。

 2月9日(火)には,4,5,6年生保護者を招待し,発表会を行います。さらに良い発表を見ていただけるように,子供たちは張り切っていることと思います。ご期待ください。




5年生 家庭科の学習でドアレール掃除

 5年生は,家庭科「物を生かして住みやすく」の単元で,整理・整頓やそうじについて学習しています。計画・準備・実行・片づけ・振り返りというそうじの手順を確かめながら,この日は,ドアレールのそうじを実行しました。

 自作の「まつい棒」を用意し,床に手をついて一生懸命にレールの汚れを取り除いていました。仕上げにぞうきんでふき取ると,ピカピカになっていました。

「初めてするそうじの仕方だったけど,たくさんの工夫も見つけることもできたし,てきぱきそうじをすることができました。」など,自分たちの活動を振り返っていました。

 学習したことを生かして,家でもぜひ,取り組んでいってほしいですね。




お見事!とある通学班の連係プレー!

 先日,見事な連係プレーで仲間を助けた通学班がありました。

 下校途中のこと,1年生がつまずいて転倒し,額をけがしてしまいました。すると,班長の6年生が自分の家まで走り,家の人に伝えるとともに,自分で学校に電話連絡をしました。2年生は,けがをした1年生の家へ走っていき,お母さんにけがのことを知らせました。現場に残った5年生と2年生は,優しく寄り添って止血をしてあげながら,大人の人を待ちました。さらに,現場に戻った6年生と2年生は,車で駆け付けた学校の先生が迷わないように,大きな道沿いに出て,現場に誘導してくれました。おかげで,素早く手当てをすることができました。けがをした1年生は,痛かったけれども,みんなの親切がとてもうれしかったと思います。

 翌日,放送で全校にこの出来事を知らせ,みんなで拍手を送りました。そして,仲間を助けた見事な連係プレーを称え,感謝状を贈りました。すてきな出来事に,みんなが笑顔になりました。