今年度も,地域や保護者の方にゲストティーチャーとして来ていただき,今のお仕事やこれまでの経験などについて,児童にお話していただく「キャリア朝会」を行っています。コロナ対策として,今年度は5・6年生のみが参加しています。
7月には,壬生交通の松島さんに来ていただきました。
大型バスに初めて乗るときの気持ちや,安全にバスを運転するために気を付けていることなどをわかりやすく話してくださいました。そして,気持ちのよいあいさつや思いをしっかりと伝え合うことの大切さについて教えてくださいました。
9月は,宮本電機の宮本さんに来ていただきました。
実際に電気回路を作られ,電球がつく様子を見させていただきました。普段の仕事の中で心掛けていることは,大きな声であいさつすること,大工さんやお客さんと仲良くなること,道具を大切にすること,しっかり掃除をすることであると教えてくださいました。
10月は,造園業の立川さんのお話を聞きました。
初めは「大ばさみ」の扱いが苦手だったけど,繰り返し使うことで今は得意になったというご自身の経験をもとに,「苦手」をあきらめるのではなく,毎日コツコツ続けることで「得意」に変わっていくことや,お客さんの笑顔を見たときの喜びなどを教えてくださいました。
11月は,エステティシャンの三田さんに来ていただきました。
今のお仕事のきっかけとなった「人を笑顔にする仕事がしたい」という思いや,お客さんからの「来るのが楽しみ」「元気になったよ」「楽になったよ」の言葉がやりがいとなっていることなどを教えてくださいました。
児童は,お話を聞いて感じたこと,考えたことなどを文章にまとめ,自分の生活や将来に向けて学んでいます。貴重なお話をありがとうございました。今後のキャリア朝会も楽しみにしています。