2016年4月25日月曜日

ICT活用 (その1)

本年度,壬生小学校ではICT機器を積極的に活用し,
子どもたちに学力をつける取組を行っています。
今後,ICTを活用した授業を行った時には,
当ブログで紹介していきますので,シリーズもの
として,通し番号をつけました。

記念すべき第1回目は,5年生の算数科で「いろいろな体積の求め方」です。
復習を兼ねて4年生で学んだ,「いろいろな面積の求め方」を使い,
授業者と児童の間の双方向で情報のやり取りをして,
色々な考え方を交流し深めました。

子ども達は,まず,指導者が送った課題となる図形の面積を求めるため
どこで図を分けて考えたか分かるように図に線を書き込み,式をタブレットの画面に書きます。





















操作が分からない時には,自然に隣の子にやり方を聞いていました。





















タブレットの送信ボタンを押すと,指導者のパソコンに子ども達一人ひとりの
タブレットの画面が送られます。
それを大型テレビに映し出すと,早く送信した子が,問題の解き方を
分類してくれます。また,同じ解き方でも,どのように考えたかが
分かりやすいものとそうでないものがあり,
よりよいまとめ方を学ぶ場にもなっていました。
今日は,4種類の解き方があったので,それぞれを見比べながら
解き方の説明を聞きました。


























最後に,もう1度同じ問題を,自分のノートに解きました。
紹介された解き方の中から,先ほど自分が使っていない解き方
を一つ選んで,色々な解き方を身につけました。

図にきちんと長さの単位を書くことや,
「図を2つに分けて考えた時,番号をつけ,式にも同じ番号を書くと
説明を聞く人が分かりやすいね。」
と紹介しただけで,子ども達のノートが
ガラッと変わり,分かりやすくなりました。
指導者から「〜しなさい。」と言われるよりも,
友達の良いお手本を見せて誉めるだけで,
子ども達の学習に取り組む姿勢を変えることができる
ことに驚きました。

明日は,今日学んだことを生かし色々な体積の求め方を考え,
その交流を通して学びを深めていきます。

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